痛みは体が発する、病の最大の知らせであり、体の最も強い訴えでもあります。

虫歯の痛みもその一つです。自分ではどこの場所の歯の虫歯がどれほど進行していて、どこに膿がたまっているのか、炎症を起こしているかは分かりません。しかし痛みが出ればその場所に何らかの異常が起きていることが分かります。

虫歯の痛みの場合には二つのパターンが考えられます。一つは、虫歯がエナメル質を溶かして象牙まで達し、さらにそこら虫歯が進んで生きている神経を刺激している場合です。もう一つの場合は、既に神経が死んでしまい、神経の管に細菌が感染してしまい歯の根の先に膿がたまってしまって歯茎やあごの骨からくる痛みのパターンです。どちらの場合も神経の治療が必要となります。

マイクロスコープを導入している歯科医院ではこの段階から顕微鏡での治療が始まります。歯の神経の通っていた管から細菌を完全に取り除き消毒や洗浄を行います。この時に神経や細菌を取り残してしまうと治療の直後は何でもありませんが数年後などに、細菌が再び歯や歯茎の内部で繁殖して痛みが出るリスクがあります。

マイクロスコープでの精密な歯科治療で取り残しがぐっと減ります。マイクロスコープを使用した歯科治療には時間が掛かりますので1回の治療で平均して60分ほどかかり、症状によっては90分かかる場合もありこの治療が3回ほどで根幹に薬品を詰める根充に至ります。根幹治療が生涯で1回で終わる可能性も十分期待できます。

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